ナンバー8を殺したゲータが自らの命も絶とうとした時、恋人ホシの乗ったラプターが救助に現れた。ギャラクティカに戻れたゲータは、タイ副艦長から今回の事件の調査は行わないと聞かされる。アダマ提督は、サイロンとの同盟関係にキズをつけたくないとの考えだと。だが、やはりサイロンを信用できなくなったゲータは、ある決意を胸に秘めるのであった...。
★ バトルスター・ギャラクティカ: The Face of the Enemy #09
15ヶ月前、ゲータは惑星ニュー・カプリカで行方不明者のリストを作っていた。それを手伝っていたのがナンバー8だったのだが、彼女はそれを悪用してリストに載っている人々を密かに始末していたと言う。信頼を裏切られたと怒るゲータだが、それが戦争というものだとナンバー8冷たく言い放つ。さらに、その事実をバルターはずっと知っていたと聞かされたゲータは...。
#3.13「選ばれし者」で、バルターがゲータに耳打ちしたのは、ナンバー8が言うこのことだったわけです。そしてあの時、裏切者と罵られて逆上したゲータは、バルターを刺してしまったと。
★ バトルスター・ギャラクティカ: The Face of the Enemy #08
ゲータたちの捜索に出た別のラプターは、当ても無くジャンプを繰り返していた。愛するゲータを失いたくないと必死のホシだったが、レーストラックの説得により、ついに捜索を諦めることに...。
一方、ナンバー8は操縦士たちを殺害したことを素直に認めた。ゲータと自分が助かるためには、二人を殺して空気の消費を抑えるしかなかったと。そんな理屈など通らないと怒るゲータに、ナンバー8はさらなる衝撃の事実を告げるのだった...。
★ バトルスター・ギャラクティカ: The Face of the Enemy #07
早速ジャンプし、元いた星系に戻ったラプター。しかし、ドラディス(レーダー)には船団の影も形も無い。救難信号を出しているので、必ず気づいてくれるとゲータを安心させるナンバー8。ようやく助かると言うのに、操縦士たち二人はなぜか無反応。操縦席を覗いてみたゲータは、首を切り裂かれて死んでいる二人の遺体を発見する...。
★ バトルスター・ギャラクティカ: The Face of the Enemy #06
また眠ってしまっていたゲータが目覚めると、ナンバー8がラプターのケーブルを引き出そうとしているところだった。以前、ギャラクティカの司令室で、同じナンバー8型のシャロンが、サイロンのコンピュータウィルス攻撃から艦を守った、あの時と同じ方法で。その作業を手伝うゲータは、ナンバー8自ら切り裂いた掌に、ケーブルを接続。そしてナンバー8は、ついに船団の位置を割り出した...。