2007年12月10日

★ Battlestar Galactica: Razor

バトルスター・ギャラクティカ RAZOR/ペガサスの黙示録

ペガサスの艦長であったケイン提督は暗殺され、後任のフィスクも裏社会の手によって抹殺された。次に艦長となったガーナーは判断ミスで艦と乗組員を窮地に陥らせてしまい、その危機を脱するために自らの命を賭した...。ギャラクティカの艦長アダマは、息子であるリーをペガサスの新艦長に任命。飛行隊長には当然のようにカーラが選ばれたが、リーがペガサス乗組員の中から副艦長に指名したのは、意外にも厨房の皿洗いのケンドラという女性であった。ケインが残した記録によると、ケンドラは優秀な部下だと高く評価され、提督の右腕として活躍していたらしい。だが、後任のフィスクやガーナーは彼女を干して厨房へと追いやった。その理由はなぜかとリーに尋ねられたケンドラは、初めてケインと会ったときのことを思い出す...。

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posted by キント at 00:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | BSG: Razor
2007年11月26日

★ Battlestar Galactica: Razor Flashback

リメイク版TVシリーズの物語の約40年前、アダマが若かった頃の第一次サイロン戦争でのある事件を描く短編。

* * *

サイロンとの戦争勃発から4,571日目。ギャラクティカから戦闘機バイパーで出撃した若きパイロット、ウィリアム・アダマ。だが、出撃直前に恋人が重傷を負ったため、心の動揺は隠せない。さらに目の前で戦艦コロンビアまでもが撃沈され、怒りに我を忘れてしまったアダマは、サイロンの戦闘機レイダーを深追いして眼下の惑星へと突入する。交戦中にレイダーと正面衝突してしまい、パラシュートで脱出したアダマはどうにか地表に着陸。そこはサイロンの研究施設のようだった。生身の人間を使って何らかの実験をしているらしく、その奥には数名の捕虜が監禁されていた。アダマが捕虜を解放しようとしたちょうどその時、大きな地響きが起こり始める。自分たちのことは諦めて早く逃げろと捕虜たちに言われ、仕方なく一人で外に逃げ出したアダマ。すると、ちょうど地表にあったサイロンの母艦が飛び立って行くところだった。慌てて無線機を取り出し、ギャラクティカに連絡するアダマだったが...。

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posted by キント at 15:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | BSG: Razor